『東京ディズニーリゾートの媚薬的なお菓子』
今回の東京ディズニーリゾートお土産レポートでご紹介するのは、101匹わんちゃんのイラストが印象的な「チョコチップクッキー」です。
えっ…『媚薬的なお菓子』ってどういうことなの!?
一度食べてしまうとこのお菓子を買うためだけに東京ディズニーリゾートに足を運びたくなっちゃうほど病みつきになるお菓子なんだよ!
私が今まで買ったお土産で断トツNo.1のリピート率で、最近はストックも含めて3つは購入するほど大好きなお菓子なんだ!
そっそれはまさしく恋心だね…
この記事では、このチョコチップクッキーが病みつきになる秘密を考察しながら、お土産としての評価を行っていきます。また、さらにこのお菓子に興味がわくような、パッケージについての考察も記載しているので、よろしければ是非ご覧ください。
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーの基本情報
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーの基本情報です。※2023年11月現在
価格:500円(税込み)
個数:10個
1枚当たりの価格:約46円
重さ:114g
大きさ:縦約22cm ×横約12cm
包装:(外)紙袋、(内)個包装ではなく1つの袋にまとめて入っています。
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーの詳細レポート
(1)思わず連れて帰りたくなるパッケージの可愛さ
パッケージのデザインは表面に大きく101匹わんちゃんのイラストが描かれたデザインになっています。101匹わんちゃんのイラストは色鉛筆で書いたような優しいタッチで描かれていて、背景はピンクのチェック柄になっています。なんといってもこちらを見つめるお顔がとても愛らしいです。パッケージに描かれているお顔はちょうど本物の子犬くらいの大きさなので、お店の中でこんなかわいい顔で見つめられると、思わず連れて(買って)帰りたくなっちゃいますよね。
さらに2023年2月9日にはなんと、このお菓子をモチーフにしたグッズまで発売されています。このことからお菓子の中身だけでなく、パッケージの可愛さも人気の一つであることが分かります。
(2)ダルメシアンをイメージさせるクッキー
クッキーの袋を開けてみたときの最初の印象は、「普通のクッキーよりも白っぽい生地だなぁ」ということでした。そこにボール状のチョコチップがところどころに見えると、どことなくダルメシアンの斑点模様に見えてきます。パッケージの101匹わんちゃんに合わせて、意図的に作られたかどうかは不明ですが、パッケージとお菓子につながりを感じさせられる点はさすがディズニーだなと思いました。
(3)やみつきになる2つの食感
私は、このお菓子が人気である最大の秘密は2つの食感にあると考えています。それは「クッキー生地」と「チョコチップ」の食感です。クッキー生地は厚みがあってほろほろした食感になっていて、市販で売られているクッキーよりはお家で手作りしたホームメイド感のあるクッキーに近いと感じました。そして特徴的なのがチョコチップの食感です。このクッキーに入っているチョコチップは一般的なチョコチップに比べると少し大きめサイズで、形はボール状になっているのが特徴です。食べてみると口の中でもしっかりとチョコチップの存在が感じられ、ボリッと噛んで味わうタイプのチョコチップになっています。クッキーのホロホロした食感とチョコチップのしっかりとした食感の2つが口の中で合わさるのがとても美味しく、これが病みつきになる秘密だと私は考えています。
(4)見た目よりも食べ応えがある
クッキー1枚1枚の大きさはそれほど大きくはないのですが、見た目よりも食べ応えがあると感じました。厚みがあることと、チョコチップが大きく噛み応えがあるので、満足感が出るのだと思います。内容量は10枚と数字だけ見ると、少なそうに見えますが、1枚の満足感が大きいので、1人で食べるなら2,3回に分けて食べられるかなと思います。
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーの製造会社と同等品について
(1)製造会社は「おたべ」の株式会社美十さん
この101匹わんちゃんのチョコチップクッキーがパーク外でも購入することができるか調べてみました。まずこのクッキーの製造先ですが、パッケージの裏面を確認すると「株式会社美十」さんだということが分かりました。京都のお土産で有名な「おたべ」や「京ばあむ」の会社さんです。ホームページを見てみると、和菓子から洋菓子まで幅広いお菓子ブランドを持っていて、特に洋菓子はクッキーやフィナンシェなど焼き菓子が多く、101匹わんちゃんのチョコチップクッキーを製造しているのも納得できました。
(2)パーク外で同じお菓子は購入できる?
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーと同じクッキーを取り扱っていないか調べてみましたが、株式会社美十さんの各お菓子ブランドのホームページを見る限りでは同じものはありませんでした。東京ディズニーリゾートでしか購入できないクッキーと言うのは非常に魅力的ですね!
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーの総合評価
コスパ | 5 |
配布のしやすさ | 3.5 |
美味しさ | 5 |
ディズニー度 | 3.5 |
総合 | 4 |
コスパ
460円はパークで販売しているお菓子の中では4番目に、クッキーの中では最も安い価格になります。また1枚当たりの値段もパークで販売しているクッキーの中では最も安い価格です。クッキー1枚1枚も厚みがあり、食べ応えがあるので、満足度も高いことを踏まえてもコスパは最強と言っても良いかもしれません。
配布のしやすさ
このお菓子は個包装ではないので、バラマキ用のお土産には不向きなため評価は『3.5』としました。お土産として買っていくなら、みんなで一緒につまんで食べたり、1袋をそのままあげるといった方法が良いと思います。
美味しさ
厚めのホロホロとしたクッキーと大きめのチョコチップで病みつきになっている人がとても多いので、評価は『5』にしました。私がこのクッキーを食べてファンになった時から、パーク外で同じようなものが売っていないか探していますが、同じようなものは十数年たった今も出会えていません。パーク外でもなかなかないお菓子というのもポイントです!
ディズニー度
パッケージの101匹わんちゃんのイラスト以外はディズニーを感じる部分がないのでディズニー度の評価は少し低めです。ただ、パークに行ったら絶対にこのお菓子を買って帰るという人も多く、このお菓子を見るだけで、食べるだけでパークに行った気分になれるという意味ではディズニー度があるとも考えられますね。と言うことで、評価は、前者の評価3に後者の評価0.5を足して『3.5』としました!
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーはこんな人におすすめ
このお菓子の購入をオススメしたい人は、「自分or自宅用」と「そのままプレゼント用」に購入を考えている人です。このお菓子は個包装ではないのが特徴なので、バラマキ用のお土産を考えている人にはおすすめできません。値段が安価なので、お世話になった人などにそのままお土産としてプレゼントするには、相手も気を遣うほどの値段でもないですしちょうどいいかなと思います。
パーク内で他のお菓子と比較するなら…
ミニーちゃんのドット柄が特徴:チョコインクッキー(500円)
低価格のクッキーというジャンルで比較としておすすめしたいのは、ミニーちゃんのドット柄が印象的な「チョコインクッキー」です。中のお菓子はその名の通り、クッキーの中にチョコレートが入っています。101匹わんちゃんのチョコチップクッキーと比べると、価格、内容量、個包装でない、製造会社という点が同じです。こちらのチョコインクッキーも101匹わんちゃんのチョコチップクッキーを検討している方の購入目的にはあっていると思うので是非おすすめしたい商品です。
レトロなパッケージが可愛い:クッキー(850円)
次に個包装のチョコチップクッキーというジャンルで比較としておすすめしたいのが、海外のお菓子のパッケージのようなデザインでレトロなミッキーが可愛いクッキーです。こちらはチョコチップクッキーだけでなくココアナッツクッキーの2種類が入っています。内容量は101匹わんちゃんのチョコチップクッキーと同じ10枚ですが、こちらは個包装なので少人数のバラマキ用のお土産を探している人におすすめです。価格は101匹わんちゃんのチョコチップクッキーと比べると850円とやや高くなります。チョコチップクッキーが入っているお菓子は他にもありますが、こちらは101匹わんちゃんのチョコチップクッキーに次いで2番目に安いお菓子なのでこちらをおすすめします。
小話:パッケージのダルメシアンのキャラクターについて
最後にパッケージに描かれているダルメシアンのお話です。パッケージを見るとこのダルメシアンは101匹わんちゃんの子犬だということは分かりますが、一体このパッケージに描かれている子犬は映画に出てくるどの子犬なのか調べてみました。
まず101匹わんちゃんに出てくる主なダルメシアンのキャラクターですが、2匹の親犬「ボンゴ」、「パディータ」とその2匹の間に生まれた15匹の子犬です。この子犬たちはそれぞれ赤または青の首輪をつけています。101匹わんちゃんという題名の通り、ストーリーが進んでいくとさらに84匹のダルメシアンの子犬が出てくるのですが、この子犬たちは首輪をつけていません。このパッケージに描かれている子犬は赤い首輪をつけているので、「ボンゴ」と「パディータ」の間に産まれた子犬で間違いないと思われます。実は15匹の子犬の中で名前が付けられているのはたったの6匹で、その名前は「ラッキー」、「パッチ」、「ローリー」、「ペニー」、「ペッパー」、「フレックルス」と言います。物語を見てみると「ラッキー」と「パッチ」は耳が黒いのでパッケージの子犬とは明らかに違うことが分かります。さらに「ペニー」は首輪が青い、「ローリー」は小太り、「フレックルス」は顔にぶちがあるのが特徴なので、この子犬でもなさそうです。残ったのは「ペッパー」ですが、実はペッパーは映画の中で名前は出てくるものの、画面中には複数の子犬がいるためどの子犬がペッパーかどうかは分かりません。ただし、Walt Disney Studiosの公式Pinterestを見ると「PEPPER(ペッパー)」と書かれたダルメシアンのイラストがあり、これを見る限りではパッケージのダルメシアンに最も近いことが分かりました。したがって、パッケージに描かれているダルメシアンのキャラクターは「ペッパー」であると考えられます。
普段何気なく購入しているお菓子でしたが、物語とのつながりを知ることでよりディズニーの世界に浸ることができて、楽しかった思い出が蘇りました。皆さんも、この小話を読んでディズニーの世界に少しでも浸っていただけると嬉しいです。
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーのまとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では、東京ディズニーリゾートのお土産お菓子である101匹わんちゃんのチョコチップクッキーについて商品概要や病みつきになる秘密、お土産としての評価をお伝えしました。製造会社やパーク外での類似品の有無についての調査結果もお伝えしました。また、パッケージの101匹わんちゃんのキャラクターについてや、類似品のお土産お菓子についても触れました。
101匹わんちゃんのチョコチップクッキーはパーク内のショップやボン・ヴォヤージュ、ホテル内のショップなどで販売されています。是非お試しください!
東京ディズニーリゾートでは、他にも様々な限定品やお土産が揃っています。パークの思い出をより豊かにするために、ぜひ見てみてくださいね。