ニューオーリンズの風景でガンボスープやベニエを食べて『プリンセスと魔法のキス』の世界に浸ろう!/東京ディズニーランド

ディズニーランド ニューオーリンズエリア アイキャッチ写真

ディズニーランド…と聞くとテーマパークなので遊園地などアトラクションに目が行きがちですが、実は日本をはじめとして世界のディズニーパークの魅力はアトラクションだけではありません。綿密に作りこまれた世界観も大きな魅力の一つです。パークの中を散歩しているだけでもディズニー映画や海外の観に没入することができます。

東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにはニューオーリンズの街並みを再現したエリアがあり、そこでは映画『プリンセスと魔法のキス』の世界に浸ることができます。パークの規模から考えると小さな一角ですが、この空間が好きなディズニーファンの方も多くいるため、今回はその魅力についてご紹介します。

目次

ニューオーリンズってどんなところ?

ニューオーリンズはアメリカ・ルイジアナ州にある歴史的な都市で、豊かな文化、音楽、料理で世界的に有名です。フレンチクォーターと呼ばれる地区は特に観光地として知られ、街の建物はフランスやスペインの影響を受けており、建物に沿って長くつながっている特徴的なバルコニーやレース模様の鉄格子が特徴です。

食文化も独特で、ガンボやジャンバラヤ、ベニエといったケイジャン料理やクレオール料理が有名です。これらの料理は、フランス、アフリカ、カリブ諸国の影響を受けています。他にもジャズの発祥地であったり、「マルディグラ」と呼ばれるカーニバルが有名です。

また、ニューオーリンズはディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』の舞台としても知られており、映画を通してその魅力的な街並みや文化が広く紹介されました。歴史、建築、音楽、食文化が魅力的なニューオーリンズは、一度は旅行に行きたい場所としてあげるディズニーファンの方も多いです。

ディズニーランド ニューオーリンズエリア カフェオーリンズ前
東京ディズニーランドのニューオーリンズエリア バルコニーやレース模様の鉄格子が特徴的

東京ディズニーランドにあるニューオーリンズとは…?

そんな魅力的なニューオーリンズですが、実は東京ディズニーランドのアドベンチャーランドには古き良きニューオーリンズの街並みを再現したエリアがあります。パークの広さから見るととても小さな一角ですが、ウォルト・ディズニーがニューオーリンズの街並みが大好きだったことから作られたそうです。カリフォルニアのディズニーランドを作っていた1965年の時に100年前のニューオーリンズの街並みを再現したそうなので1865年くらいの街並みということでしょうか。

このエリアの表通りには、ニューオーリンズがカリブ海に近いことから「カリブの海賊」があります。そして少し奥まった通りは「ロイヤルストリート」と呼ばれ、ニューオーリンズに実在する通りを再現した通りがあります。ここにはアトラクションがなく、ゲストも積極的に足を運びづらい通りですが、BGMにジャズが流れていたり、ひっそりと並ぶショップは賑やかなパークの中でもほっと落ち着ける場所の一つです。

東京ディズニーランド ニューオーリンズエリア説明画像

映画『プリンセスと魔法のキス』について

『プリンセスと魔法のキス』は、グリム童話『カエルの王子様』をもとにしたディズニーのアニメーション映画で、2009年に公開されました。主人公は小さなころから自分のレストランを開くという夢を追い続けるティアナです。ある日、王子のナヴィーンと一緒にカエルになってしまい、呪いを解こうと冒険するストーリーです。単なるファンタジー映画にとどまらず、人生において本当に大切なものは何かを考えさせられる深いメッセージが込められおり、非常に感動的な映画です。

先ほども記載していますが、映画の舞台はニューオーリンズです。街並みを忠実に再現しているのはもちろんですが、ティアナが得意としている料理が「ガンボスープ」と「ベニエ」とニューオーリンズを代表する2つの料理がでてきます。他にも映画で流れる音楽はジャズが多かったりと、ニューオーリンズの魅力がたっぷりの映画になっています。

カリフォルニアのディズニーパークとフロリダのウォルトディズニーワールドには、スプラッシュマウンテンの後継アトラクションとして「ティアナのバイユー・アドベンチャー」がオープンしていますが、実は東京ディズニーリゾートには、『プリンセスと魔法のキス』をテーマとしてアトラクションはありません。しかし、東京ディズニーランドのニューオーリンズのエリアでは『プリンセスと魔法のキス』の世界観にどっぷり浸ることができる方法があるのでご紹介します。

映画の世界に浸れる2つのフード

映画『プリンセスと魔法のキス』の世界観に浸る方法、それはニューオーリンズのエリアでBGMのジャズを聞きながらティアナの得意料理である「ガンボスープ」と「ベニエ」を食べることです。ここからは、パーク内で食べられるこの2つのフードについて紹介します。

ガンボスープ

ガンボスープとは、オクラや香味野菜、お肉や魚介などが入ったとろみのあるスープでケイジャンスパイスの効いた味が特徴です。ご飯にかけて食べることもあるのだそう。

東京ディズニーランドでは「カフェ・オーリンズ」というレストランで食べることができます。一杯700円です。
パークのガンボスープは、オクラの他にアサリやホタテがたっぷり入っている魚介系のスープになっています。細かく刻まれた野菜は恐らく玉ねぎ、セロリ、ピーマンです。少量ですがライスも入っているので小腹が空いたときにもピッタリです。
寒い冬に食べると体がポカポカ温まってとても美味しいです。スパイスやほんのり香るセロリの風味が美味しいです。スパイスといっても、辛さはほぼないので子供も美味しく食べらえるスープになっています。

また「カフェオーリンズ」の他にもロイヤルストリートに面している「ブルーバイユー・レストラン」にもコース料理の前菜として「オマール海老のシーフードガンボ」が選択可能でここでもガンボスープが楽しめますよ。

ガンボスープ詳細写真

ベニエ

ベニエは、ニューオーリンズで非常に人気のある揚げドーナツです。外はサクサクで、中はふわっとした食感、粉砂糖がたっぷりとかけられているのが特徴です。

東京ディズニーランドでは「ブルーバイユー・レストラン」でベニエを食べることができます。「ブルーバイユー・レストラン」はコース料理のみですが、デザートの選択肢の一つとしてベニエを選ぶことができます。本場はベニエ単体で食べるのが通常ですが、パークではベリーソースとアイスクリームが入ってサンデーのようになっています。ベニエは1つが半分になって盛り付けられていて、中も空洞が多いのでコース料理でお腹いっぱいになっても比較的食べられるボリューム感になっています。アイスやベリーソースと一緒に食べると甘酸っぱくてとても美味しい一品です。

「ブルーバイユー・レストラン」はアトラクション「カリブの海賊」の乗り場に面したレストランで先ほど紹介したニューオーリンズの街並みを感じながら食べることはできませんが、薄暗い入り江の雰囲気は『プリンセスと魔法のキス』にも出てくる入り江のシーンに似ているのでここもまた映画の世界観に浸ることができます。

べニエ写真

まとめ

いかがでしたでしょうか。東京ディズニーランドのニューオーリンズエリアで味わえるガンボスープやベニエは、映画『プリンセスと魔法のキス』の世界観を堪能するための絶好のアイテムです。映画の舞台となったニューオーリンズの文化を感じながら、ディズニーの魔法に包まれる時間は、まさに一生の思い出となるでしょう。映画を観たことがある人も、まだ観ていない人も、このエリアで提供される美味しい料理を通して、映画の魅力を存分に感じることができます。次回ディズニーランドを訪れる際には、ぜひニューオーリンズエリアで映画の世界に浸って、特別な時間を楽しんでください。

ディズニーランド ニューオーリンズエリア アイキャッチ写真

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