東京ディズニーシーの唯一の中華レストラン”ヴォルケイニアレストラン”。このレストランで秋冬の期間限定で提供されている「黒胡麻とトマトとパルメザンチーズの担担麺」。寒くなるとつい暖かい食べ物や辛い食べ物で体を温めたくなりますよね。ただ名前を見ると「担担麺にトマト?チーズ?」とどんな味か想像がつかない方も多いのではないでしょうか?また担担麵なので「どのくらい辛いの?」と気になる方もいると思います。今回はそんな「黒胡麻とトマトとパルメザンチーズの担担麺」を徹底的にレビューしていきます。
黒胡麻とトマトとパルメザンチーズの担担麺の基本情報
商品名:黒胡麻とトマトとパルメザンチーズの担担麺
レストラン:東京ディズニーシー ヴォルケイニア・レストラン
単品価格:1280円
セット価格:2180円(ヴォルケイニアセット)
(セットには海老の包み揚げとイカの柚子風味、杏仁豆腐チャイ風味、ソフトドリンクが付きます)
販売期間:2024年10月1日~2025年4月6日
「黒胡麻とトマトとパルメザンチーズの担担麺」の価格は単品で1280円と割とお手頃な価格で食べられます。しっかり食べたい場合は、ヴォルケイニアセットを選ぶと良いかもしれませんね。プラス900円でサイドディッシュとデザートに飲み物が付くのでお得感が増します。

黒胡麻とトマトとパルメザンチーズの担担麺の詳細レポート
今まで出会ったことのない斬新な担々麺
黒胡麻とトマトとパルメザンチーズの担担麺と聞いて味が想像できる方は恐らくいないと思います。担担麺に黒胡麻は一般的な組み合わせですが、トマトとチーズは聞いただけでもこのメニューが斬新であることが分かります。
ヴォルケイニア・レストランはバフェテリアサービスのレストランなので、カウンターで注文すると作るところを見ることができます。観察していると、まず器に麺とスープが入ります。その上にもやしとキャベツが乗り、さらにトマトベースの肉味噌のようなものが乗ります。そこにパラパラとパルメザンチーズがかけられ、最後にラー油をぐるっと一回しといった感じで作られていました。肉味噌は肉というよりはトマトが多い感じです。この段階では味は全く想像できませんでした。
見た目は真っ黒なスープに赤い肉味噌が印象的です。まるでプロメテウス火山からマグマが飛び出しているようでした。次の項目では実際に食べた感想を記載していきます!

いざ実食!見事にフュージョンした絶品担々麺!
ここからは実食レポートになります。まずはスープを一口…。スープ自体はさらさらしていて、黒胡麻の風味がする醤油ベースのスープでした。黒胡麻が強く主張してくるわけではなく、どちらかと言うと醤油ベースが強めのスープだったので誰でも美味しく頂けるスープだと思います。
次にトマトベースの肉味噌だけを食べてみました。一口食べて直感で思ったのは”ミートソース”。担担麺特有の肉味噌の味は全くなく、ミートソースのような洋風の味でした。この時点で感じたことは、「中華スープと洋風のミートソースを混ぜたらどうなるんだ!?」とそれぞれを単品で食べた段階では、混ぜた状態の味は全く想像もつきませんでした。
次にスープとトマトベースの肉味噌を混ぜて食べてみると、ちょうど中華と洋風を足して二で割ったような味わいでした。一見合わなそうな組み合わせですが、トマトの酸味とスープのしょっぱさとピリ辛さが以外にも相性が良かったです。麺もつるつるしていて食べやすく、どんどん食が進みました。
さらに忘れてはいけないのがパルメザンチーズです。大きなフレーク状のパルメザンチーズなので口の中に入ると、チーズの味をかなり感じることができました。スープとトマトベースの肉味噌と一緒に食べると、まろやかさが加わってより美味しくなりました。かかっている量はそこまで多くないので、食べていると所々で味に変化があるので楽しんで食べることができました。
名前も斬新でしたが、その中身も従来の担担麺とは一線を画すアプローチで斬新な味わいでした。黒胡麻、トマト、そしてパルメザンチーズという、異なる食文化が見事に融合した味は、今まで経験したことのない新鮮さで楽しく食事ができました。
食べやすい絶妙な辛さ
担担麺の一番の特徴である「辛さ」に関しても、こちらは非常に食べやすいレベルに調整されています。ラー油がかけられているものの、その辛さは控えめで、辛いものが苦手な方でも安心して食べられるほどのレベルです。
とはいえ、辛いものが好きな方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。そんな方には、プラスして「スパイシーハリッサソース」や「ブラック麻辣ソース」を追加することをおすすめします。これを加えると、ピリッとした辛味が加わり、さらに一層の満足感を得ることができると思いますよ。
寒い日にぴったりのあったかメニュー
寒い日にぴったりな温かいメニューとして、この担担麺は非常におすすめです。美味しくてスープもつい進んでしまうので体の中から温まります。冬のディズニーは寒さが厳しいので、この担担麺を食べて心も体もほっと一息つけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。東京ディズニーシーのヴォルケイニアレストランにある「黒胡麻とトマトとパルメザンチーズの担担麺」は、従来の担担麺の概念を超えた、斬新でとても美味しい一品です。気になる辛さも控えめで、辛いのが苦手な方でも安心して食べられるのが嬉しいポイントです。また辛さが足りない場合も追加で辛みを足せるソースをかけることで調整も可能なので、幅広い方に楽しんでいただけるメニューだと思います。
寒い日にぴったりな温かい料理でもあるので、是非気になる方は食べてみてください。