東京ディズニーリゾートに行くとついつい買ってしまうのがお土産お菓子。パークやディズニーのキャラクターにちなんだお土産お菓子は、どれも魅力的で種類も豊富なのでどれにしようか迷ってしまいますよね。
今回はそんなお土産お菓子の中から「ロールクッキー」についてご紹介します。パークで販売している「ロールクッキー」は全部で3種類あるのでその違いについても詳細にレビューしていきます。
ロールクッキーの基本情報
まず初めに、ロールクッキーの基本的情報をお伝えします。東京ディズニーリゾートで販売しているロールクッキーは、全部で3種類あります。そのうち2種類はプレーン味で個数が違うもの、1種類はヘーゼルナッツ味になります。詳細が分かりやすいように表にしましたのでご覧ください。
外観写真 | ![]() 美女と野獣 | ![]() 塔の上のラプンツェル | ![]() ミッキー&フレンズ |
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商品名 (アプリ) | クッキー缶 美女と野獣 | クッキー缶 ラプンツェル | クッキー缶 ミッキーマウスと仲間たち |
商品名 (缶記載) | ロールクッキー | ヘーゼルナッツ ロールクッキー | ロールクッキー |
味 | プレーン | ヘーゼルナッツ | プレーン |
価格 | 1000円 | 1800円 | |
内容量 | 8本 | 16本 | |
1個当たりの価格 | 125円 | 112.5円 | |
大きさ | 幅約17cm 奥行き約11cm 高さ約7cm | 幅約14cm 奥行き約18cm 高さ約6cm | |
包装 | (外)缶、(中)個包装 |
8本入りのロールクッキーはプレーン味もヘーゼルナッツ味もデザイン違いの同じ形の缶に入っています。プレーン味は「美女と野獣」、ヘーゼルナッツ味は「塔の上のラプンツェル」のデザインになっています。一方で16本入りのプレーン味のロールクッキーは「ミッキー&フレンズ」のデザインで四角い缶に入っています。
1本ずつ個包装になっているので、お土産として配る際にも便利です。缶に入っているだけでなく、缶の中もパッキン代わりの容器に入っているので持ち運びの際もクッキーが割れにくいところがありがたいですね。
ロールクッキーの詳細レポート
今回は「美女と野獣」「塔の上のラプンツェル」デザインの8本入りのロールクッキーについて詳細にレポートします。16本入りのものは「美女と野獣」デザインのプレーン味と中身は同じになります。
細部までかわいいデザインの缶
ロールクッキーの魅力の一つは、細部までかわいいデザインの缶です。ディズニーリゾートで販売されるお土産お菓子は缶に入っているものがたくさんありますが、その中でもかなりデザインが凝っている部類に入ると思います。具体的にはイラストがかわいいのはもちろんですが、それぞれのデザインに合わせて缶に凹凸や色をつけている点です。
「美女と野獣」のデザインの缶は、金色がベースになった缶になっています。缶の中央にはベルと野獣がダンスをしているイラストがあり、背景にはステンドグラス調のバラが描かれていてとても美しいです。周りには凹凸でバラが描かれており、アクセサリーケースのような上品で豪華な仕上がりになっています。また側面にも注目してみると、側面にもまんべんなくバラの凹凸があり、それぞれの面の中央には「バラ」「ルミエール」「コグスワース」「ポット婦人とチップ」といった映画の主要キャラクターのイラストがあります。





「塔の上のラプンツェル」のデザインの缶は、ラプンツェルのイメージカラーである紫がベースの缶になっています。缶の中央には塔の上からお城のランタンフェスティバルを眺めるラプンツェルのイラストが描かれています。イラストの周りには魔法の花をはじめとした花や蝶、鳥が凹凸で描かれています。「美女と野獣」の缶と違って、凹凸で描かれている部分にもしっかりと色が付けられていてカラフルで可愛らしいデザインになっています。側面のデザインはラプンツェルとユージーン(フリン)がボートに乗っているシーンやラプンツェルのシルエットなどが凹凸で描かれており、さらにランタンや花のイラストが描かれています。全体的に幻想的で可愛いデザインになっています。





どちらの缶も360℃どころ見ても楽しめるようなデザインになっていて、缶が主役のグッズといっても良いようなこだわりです。
あまりにも素敵な缶なので、食べ終わった後は小物入れとして使えるのも大きなポイントです。中にはアクセサリーケースにリメイクして使っている人もいるようですよ。
こちらの缶はフタの部分に凹凸があり、2つの缶をぴったり重ねることができます。上に乗せている缶が滑り落ちたりしないので、収納としてのデザインも優れています。

風味豊かなロールクッキー
ロールクッキーはラングドシャをロール状に丸めたクッキーになります。成分表を見るとプレーン味はバターが一番最初に書かれており、贅沢に使われていることが分かります。食べてみると、口の中いっぱいにバターの風味が広がってとてもおいしく、高級感を感じることができます。
ヘーゼルナッツ味は成分表を見るとバターは4番目に記載されており、プレーン味よりは控えめになっています。その代わりにヘーゼルナッツとヘーゼルナッツペーストが入っているのがプレーン味との違いです。食べてみるとヘーゼルナッツ味の風味がしっかりしていて、ヘーゼルナッツの香ばしさや渋みがしっかり味わえるようになっていました。
どちらも甘さ控えめでサクサクな食感なので一度食べたら幸せな気持ちになり、病みつきになるクッキーです。値段も1000円とそこまで高くはないので食べ比べてみても面白いと思います。

製造会社と同等品について
製造会社は株式会社ヨックモックレアさん
ロールクッキーを製造しているのは、株式会社ヨックモックレアさんです。ヨックモックレアさんはヨックモックさんのグループ会社になります。ヨックモックさんと言えば日本でも非常に高い評価を得ているお菓子メーカーであり、シガールを代表的とした焼き菓子が広く親しまれています。取り扱っているお菓子を見るとラングドシャを使ったお菓子が多いのでラングドシャはヨックモックレアさんの得意としているお菓子なのでしょうね。今回のロールクッキーもラングドシャをロール状にしたクッキーなので、味や品質は間違いないでしょう。
パーク外で同じお菓子は購入できる?
実はロールクッキーのプレーン味はヨックモックさんのシガールと同じなので、パーク外でも購入することができます。一方でヘーゼルナッツ味は東京ディズニーリゾートオリジナルのフレーバーになります。パーク外で購入できるシガールは缶に入っている詰め合わせのもので見ると、1本約86円になります。パークで販売しているものは1本112~125円なので少しお得に購入できます。
ロールクッキーの総合評価
項目 | 評価 |
---|---|
コスパ | 5 |
美味しさ | 5 |
配布のしやすさ | 5 |
ディズニー度 | 4 |
総合評価 | 4.7 |
コスパ
ロールクッキーは、個包装されており、配りやすく、サイズも適切です。1本あたりの価格は112~125円で、ヨックモックのシガールが1本約86円であることを考慮すると、少し高めではあります。しかし、缶に注目してみるとパークで販売しているものは東京ディズニーリゾートオリジナルデザインであること、またかなり凝ったデザインになりますので、その分のコストを踏まえるとコストパフォーマンスとしては十分に満足できると考えました。
美味しさ
ロールクッキーの美味しさは、ヨックモックのシガールと同じく、間違いないものです。バター風味の豊かな香りとヘーゼルナッツのほんのりした風味、どちらも満足感のある味わいのため「5」の評価としました。
配布のしやすさ
個包装されており、1本ずつ取り出して配ることができるので、非常に便利です。友人や家族、職場の同僚へのお土産としても最適です。本数が8本と16本と2種類のラインナップがあるのも選びやすいと思い、評価は「5」としました。
ディズニー度
東京ディズニーリゾートオリジナルのデザイン缶は、細部まで凝ったデザインでとても可愛いく、非常に魅力的です。ただし、例えばシンデレラ城やプロメテウス火山といったパークの要素が入っているわけではないので、パークのお土産っぽくはないのかなと思いました。
こんな人にオススメ
- 「美女と野獣」、「塔の上のラプンツェル」が好きな人
- 食べた後も缶を使いたい人
- 味が保証されているお菓子を求めている人
- お土産として手軽に配れるお菓子を探している人
- 自分用に手軽に買えるお菓子を探している人
まとめ
東京ディズニーリゾートで販売されているロールクッキーは、その可愛らしいデザインと、美味しさが魅力の一品です。バターやヘーゼルナッツの豊かな風味を楽しみつつ、ディズニーならではの特別感を味わえるお土産で全体的に非常に満足度の高い商品となっています。東京ディズニーリゾートに訪れる際には、ぜひ手に取ってみてください。
小話:ラプンツェル缶はなぜヘーゼルナッツ味なの?
今回ご紹介したロールクッキーは味が2種類ありました。「プレーン味」は分かりますが、なぜもう一方が「ヘーゼルナッツ味」なのか皆さん分かりますか?実は缶のデザインである「塔の上のラプンツェル」と関係があります。
映画でラプンツェルと偽の母ゴーテルの会話をよく聞いてみると、ラプンツェルの大好物が「ヘーゼルナッツのスープ」であると明かしています。このことにちなんでロールクッキーがヘーゼルナッツ味なんですね!
ただのお土産お菓子ではなく、物語にちなんだ味を楽しめるなんで粋な演出ですよね。皆さんも是非ラプンツェルのロールクッキーを食べる際は映画のストーリーを思い出しながら食べてみてください。