秋は行楽の季節ですね。東京ディズニーリゾートでも9月からハロウィンのイベントが始まり、パークは多くの人で賑わっています。
ハロウィンとは別に東京ディズニーシーでは、今年初めてリメンバー・ミーの世界をテーマにしたイベント『ラソス・デ・ラ・ファミリア』を開催しています。映画「リメンバー・ミー」に登場するキャラクターモチーフはもちろん、メキシコの”死者の日”にちなんだデコレーションやフードなどがあり、リメンバー・ミー好きにはたまらないイベントでした。
今回は東京ディズニーシーの期間限定イベント『ラソス・デ・ラ・ファミリア』の見どころについて詳しくご紹介していきます。
期間限定イベント『ラソス・デ・ラ・ファミリア』の概要
イベント期間:2025年9月17日(水)~2025年11月2日(日)
開催エリア:東京ディズニーシー ロストリバーデルタ
スペシャルメニュー:あり(ユカタン・ベースキャンプ・グリル)
スペシャルグッズ:なし
『ラソス・デ・ラ・ファミリア』は、東京ディズニーシーの中でも中央アメリカをテーマにしたエリア“ロストリバーデルタ”で開催されています。リメンバー・ミーの舞台であるメキシコは中央アメリカにある国なのでまさにぴったりの開催エリアですよね。
東京ディズニーリゾートのハロウィンイベントは10月31日までなのに対し、「ラソス・デ・ラ・ファミリア」は11月2日と2日長くなっています。これはメキシコなどの国で行われている「ディア・デ・ロス・ムエルトス(死者の日)」のお祭りに合わせているため、この期間となっているのです。
ちなみに「ラソス・デ・ラ・ファミリア」とは日本語で直訳すると「家族の絆」という意味になります。死者の日はご先祖様を称えるお祭りですし、映画「リメンバー・ミー」も家族の絆が深まるストーリーとなっていますのでぴったりのイベント名ですね!
『ラソス・デ・ラ・ファミリア』の楽しみ方
まずはリーフレットをもらおう!
キャストさんに声をかけると今回のイベントのリーフレットがもらえました。リーフレットを開くと、このイベントの概要が記載されているのですが、開いた状態でひっくり返すとなんと表面は骸骨の顔になっていて、目の部分に穴が開いているのでお面にして遊んだり、写真を撮ったりすることができます。
お面を持って写真を撮ったりすると自分も死者の日をお祝いしている一人になったようでなんだかとても嬉しく思いました!

スペシャルメニューを楽しもう!
ロストリバーデルタにあるレストラン「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」では、イベントにちなんだスペシャルメニューが提供されています。
このスペシャルメニューの1つには映画に登場するあの”パン・デ・ムエルト”もあり映画の世界観を堪能できます。
スペシャルメニューについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、是非合わせてご覧ください。

フォトスポットやデコレーションを楽しもう!
イベント期間中のロストリバーデルタには何か所か「リメンバー・ミー」や”死者の日”にちなんだフォトスポットやデコレーションがあります。これを見るだけで映画の世界観に入り込めるので必見です!
①リヴェラ家の祭壇
このイベントで必ず見てほしいのが、「リメンバー・ミー」に登場するリヴェラ家の祭壇です。まさに映画そのもの!一気に世界に入り込んだような感覚になるので、リメンバー・ミー好きの方には特におすすめのフォトスポットです。
祭壇には主役ミゲルのご先祖さまたちの写真が飾られているのですが、よく見るとお供え物として、映画にも登場する「パン・デ・ムエルト」や「タマーレ」も置いてあります。リヴェラ家は代々靴屋さんだったので、靴も置いてありますね!

そして何よりも感動なのが祭壇一番上の写真…。映画を見ている人はもうお分かりかと思いますが、この祭壇は映画が終わった後の祭壇なんですよね!一方で、「リメンバー・ミー」の映画を見ていない人にとってはかなりのネタバレになってしまうのでそこは要注意です!
イベントに行く前にお時間がある方は是非、映画を見てから行くことをオススメします!

②死者の国へ続くマリーゴールドの橋
続いてのフォトスポットは、ロストリバーデルタの一番アラビアンコースト側にある橋「プエンテ・ブエナ・ヴィスタ」です。
イベント期間中、この橋は映画「リメンバー・ミー」で死者の国と生者の国を繋ぐマリーゴールドの橋を再現したデコレーションになっています。上にはイベント名の『ラソス・デ・ラ・ファミリア』やママ・イメルダやヘクターのプロップスも飾られていますよ!



③ユカタン・ベースキャンプ・グリル
イベントのスペシャルメニューを提供しているレストラン”ユカタン・ベースキャンプ・グリル”にも実はフォトスポットが2か所あります。
まず入り口には、ミゲルとヘクターそしてイベント名の垂れ幕があります。主役のミゲルが登場しているのが実はここだけなので是非とも写真に収めておきたいフォトスポットです。

続いては、レストラン外側にある食卓です。映画でもリヴェラ家の食卓のシーンがありますが、それを再現したものです。テーブルの上には死者の日に食べるとされている”パン・デ・ムエルト”をはじめ、おばあちゃんがミゲルに食べるよう勧めた”タマーレ”もあります。
このフォトスポットには椅子がならべてあり、実際に座って写真を撮ることができるので、一緒に遊びに来た方々と写真を撮るのがおすすめです。

④お花屋さんのワゴン
ユカタン・ベースキャンプ・グリルの近くには、リメンバー・ミーの象徴ともいえる”マリーゴールド”のお花屋さんもあります。実際に販売はしておらずデコレーションのみになりますが、マリーゴールドがたくさん飾られた可愛らしいお店です。

アトモスフィアで死者の日を体験しよう!
最後に、『ラソス・デ・ラ・ファミリア』のイベント期間中は、先ほどご紹介したマリーゴールドの橋「プエンテ・ブエナ・ヴィスタ」にメキシコの伝統的な音楽”マリアッチ”を披露するアトモスフィアも出てきます。骸骨の仮面をかぶって、演奏やダンスを披露してくれるのでまるでメキシコに来たような気分になります。
時間は決まっておらず不定期開催なので、見られたらラッキーですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は東京ディズニーシーで初開催となるイベント『ラソス・デ・ラ・ファミリア』の楽しみ方についてご紹介しました。
映画「リメンバー・ミー」の世界観やメキシコの文化を楽しむことができる素敵なイベントになっていました。特に、リヴェラ家の祭壇、マリーゴールドの橋、スペシャルメニューはおすすめですので、是非東京ディズニーシーを訪れた際は見に行って見てください。