東京ディズニーシーに2024年6月にオープンした新エリア”ファンタジースプリングス”。エリアとともに新たに4つのアトラクションが出来ました。
その中の一つである「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」は、4つのアトラクションで唯一の大型アトラクションと言われており、3Dメガネをかけて船型のライドに乗り込んで、ピーターパンと一緒に空を飛ぶというスリルあるアトラクションとなっています。アトラクションは3D映像とともにライドが激しく揺れるため酔ってしまう方も多くいます。
ただアトラクション自体は大変すばらしいものになっていますので、酔ってしまうことを理由に体験を断念してしまうのは非常にもったいない!そこで色々と試行錯誤したところ、見事に酔わない方法を編み出すことに成功しました!今回は「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」で酔ってしまう人が酔わずに楽しめる方法をご紹介します。
乗り物酔いのメカニズムとは?
そもそも乗り物酔いってどうやって起こるの?というところから解説します。乗り物酔いは、目で見た視覚情報と内耳の平衡感覚(三半規管)とのズレによって起こります。この感覚のズレが脳を混乱させ、自律神経が乱れることで吐き気やめまいなどの「酔う」という症状が現れます。
ピーターパンのネバーランドアドベンチャーを含むいわゆる「酔いやすいアトラクション」を思い出すと、揺れが激しいためライドの揺れよりも遅れて体が動いたりして、目で見た揺れの方向と体の動きにズレが生じたりしていますよね。これで脳が混乱してしまうと「酔う」に繋がってしまうのです。ピーターパンのネバーランドアドベンチャーに関しては目で見ているものが3D映像なのでさらに酔いやすそうですよね。
この後ご紹介する酔い対策は、乗り物酔いが起こるメカニズムを基に考えた方法なので効果はかなりあり、おすすめです!
酔い対策の効果は?対策前後の体験談
酔い対策についてご紹介する前にどのくらい効果があるの?と言うのを体験談を基にご紹介します。対策前の体験談と対策後の体験談を記載しており、効果が分かりやすいと思います。
【対策前体験談①】しばらく座り込み、半日引きずるほどの酔い
ここではピーターパンのネバーランドアドベンチャーを初めて体験した際の私の体験談をご紹介します。私が初めて体験したのはファンタジースプリングスのプレオープンの時です。まだネタバレもほとんどなく、どんなアトラクションか全く知らない状態で体験しました。
体験した結果は、、、感動と気持ち悪さで号泣。。。汗
ライドに乗って割とすぐに酔ってしまい、ストーリーに集中できず、気持ち悪さで目を背けたい気持ちと見たいという気持ちが頭の中で常に葛藤していました。
体験後は、しばらくベンチに座り込んでしまうほど、、、午前中に体験したのですが、普通にアトラクションを楽しめるようになったのは夕方くらい。およそ半日ほど引きずっていました。
スターツアーズやニモ&フレンズ シーライダーでも酔ってしまうタイプなのですが、ネバーランドアドベンチャーがダントツで酔いがひどかったです。
【対策後体験談①】:体験直後のジェットコースター、食事も余裕に!
初体験で思いっきり酔ってしまった私ですが、酔い対策をするとどうなったのか気になりますよね。
この後ご紹介する酔い対策をした後は、なんとネバーランドアドベンチャー体験直後にプライオリティパスでレイジングスピリッツに乗り一回転!さらにその直後に予約していたご飯もペロッと食べることが出来ました!
人に寄るかもしれませんが、私の場合はこの方法で全く酔わなくなりました!
【対策前体験談②】3世代で体験:4人中3人が酔うことに…
次に私の家族が体験した結果について、記載します。私を抜いて3世代家族4人(年齢:9歳、30代×2人、60代)で体験したのですが、酔わなかったのは一番若い9歳の子供のみ…。体験した時間はお昼ごろでしたが、60代の祖母はその後の回復も遅く、夜まで引きずっていました。食事も全く手が付かなかったようなので可哀想でした。。。
【対策前体験談②】酔ったとしても余韻が全然違う!
夫にもこの方法を進めてみたところ、やはり効果は抜群だったそうです。
夫の場合は、酔うか酔わないか危なっかしいラインだったとのことですが、アトラクション後の余韻が全く違うとのことでした。
せっかくの東京ディズニーシーの一日、乗り物酔いの余韻が軽減できるのは大切ですよね!
必見!酔わない(酔いにくい)方法をご紹介!
ここからはピーターパンのネバーランドアドベンチャーで酔わない(酔いにくい)方法をご紹介していきます。
方法は2つあり、それぞれ1つだけ対策しても効果が薄れてしまうので、両方行うのがベストです。2つ同時に行うといっても全く難しくないので心配いりませんよ!
頭を固定する!
これは私が考え、あみ出した酔わない方法なのですが、こちらの方法ほうが効果が大きいです。あくまで乗り物酔いのメカニズムから独自に編み出したものなので、医学的な実証はされていません。ご了承ください。
方法はいたって簡単です。ライドの揺れに合わせて頭が動くようにライドに頭を固定するのです。私はいつも安全バーに肘をついて頬杖を突くような体勢で乗りますが、端だった場合はライドの壁に頭をつけるのでも良いです。
この方法によって頭が余計に揺れなくなり、安定するので酔いずらくなるはずですよ!

動きの少ないところを見る
次にもう一つの酔い対策を紹介します。ポイントは”視線”です。
ピーターパンのネバーランドアドベンチャーはメガネをかけて3D映像を見ながらライドの動きがあるので、映像もまた酔いを引き起こす原因になります。先ほど紹介した頭を固定する方法でも視線をキョロキョロと頻繁に動かしていると酔ってしまいます。
視線で注意すべき点は、動きの少ないところを見ることです。よく車などの乗り物で酔ってしまった時、遠くの景色を見ると軽減されるといいますよね!これは遠くを見ることで視線が動かなくなり、脳が混乱しなくなるためなのでこれと同じです。
視線を固定し、頭の揺れを抑えることでかなり酔いにくくなると思いますよ。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、おおよそ正面周辺が動きが少ないシーンが多いので、ご自身で見つけてみてください。
それでも酔ってしまった場合は…3Dメガネを外してみましょう
酔いやすさは人それぞれなので、上記で紹介した方法を試しても酔ってしまう人がいるかもしれません。酔ってしまうとアトラクションが終わるまでの時間がとても長く感じてきついですよね。。。そんな時は目をそらす前に、まず3Dメガネを外してみてください。3D映像によって酔いを引き起こしていることがありますので、それをなくすだけでも効果が出る場合があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は東京ディズニーシー ファンタジースプリングスエリアにあるピーターパンのネバーランドアドベンチャーの酔い対策についてご紹介しました。
ポイントは、①頭を固定することと、②動きの少ないところに視線を合わせることです!この2つを組み合わせることで乗り物酔いが劇的に変わると思いますよ!
ピーターパンのネバーランドアドベンチャーは本当に素晴らしいアトラクションなので、是非、この乗り物酔い対策をして、体験してみてください。
